コトバを磨け!話題のアプリ『しずかったー』に考えさせられる、私たちとインターネット。


インドで日本の広告に疎くなりつつある今日この頃、久しぶりにYouTubeに食らいついた。そのキッカケが、今話題のアプリ『しずかったー』でした。

国民的アニメ・ドラえもんのヒロインといえば、知らない人はいない『しずかちゃん』。そのしずかちゃんが入力したテキストをきれいな言葉や前向きな言葉に変換し、SNSに投稿できるスマートフォンアプリ、それが『しずかったー』なのです。

このアプリを説明すると、ネガティブな言葉はポジティブな言葉に、悪口や暴言は褒め言葉に自動変換されるというとてもシンプルなもの。

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例えば、『アイツ嫌い』『あの方将来的には好きになるしかない』に、『死にたい』『イキイキしたい!』に、『うんこ』『ダイヤモンド』といったかんじに。変換の強さは「LOW」「MIDDLE」「HIGH」の3種類から選べ、変換されたテキストは、Twitter、Facebook、LINEに投稿できるようになっています。

そして変換したテキストを投稿する時に、しずかちゃんの映像と、TOYOTAのコンパクトカー『PASSO』の映像が表示されます。

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そうしてSNSへの投稿が完了すると、この一言が。

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SNSや掲示板でも盛り上がっているこのアプリ。私が改めて考えさせられたのは若者の車離れについて…、ではありませんでした。このアプリの制作過程で見ていたのは、今の世の中だったのかな、と思ったのです。

 

インターネット。それがない世界なんて考えられないほど、私たちの生活を支え、動かしてくれる存在です。ただ広がれば広がるほど、当たり前になれば当たり前になるほど、改めて向き合うタイミングがないもので。

インターネットは、人に情報を与えて便利にしてくれる。けれども、人を傷つけることもある、悲しませることもある。
インターネットは、Face to Faceでなくても人と繋いでくれる。けれども、目の前の人を見れなくなる、大切にできなくなる。

そうして創り上げたられた、インターネットに作られた虚像は、大事なものを置いてけぼりにしているかもしれないのです。

 

『またひとつ、世の中がハッピーになりました。』

 

気軽に投稿できるSNSだからこそ、深く考えずに触れてしまいがちなもの。昨今のSNS炎上問題も、殺人予告やネットが原因の自殺なども、大袈裟かもしれないけれど、関係ないとはいえないもので。

私たちは日々、誰かをアンハッピーにしていたかもしれない

まずはコトバを磨くことで、今まで当たり前のように使ってきたものに気づかせること。目の前のことに目を向けられなくなっていた心に、本当なら大切にしてきたはずの心に、気づかせるアプリだと思ったのです。

 

そうしてこのTOYOTAWNシリーズを見て、より腑に落ちた気がします。

私たちが大切にしているものは、何なのでしょう。私たちが大切にすべきものは、いったい何なのでしょうか。そんなことを考えさせられるアプリでした。