100人インタビューしてきて思うこと②ーインタビューは広告だと思っていますー


 

前回の記事『100人インタビューしてきて思うこと①ーたぶん、頭が良くなりますー』に引き続き100人インタビューをしてきて思ったことを書いていきたい企画第2弾。

今回はインタビューを作っていくうえで意識すると役に立つかもしれない思考、視点について。インタビューは聴いて終わりではない、記事に起こして読者の目に触れるものにするまでがインタビューなので。(家に帰るまでが遠足なのと同じです)

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インタビューは広告だと思っています

 

また広告かよ、どんだけ好きなんだよ、そんな声が聞こえてくる気がしますが気にしません。それは私が広告に関心があるから言っている、というわけではなくて。記事がより多くの人に見ていただけるようになり『これって広告やん』と心から思うようになったのです。

簡単にいえば、ずっとコミュニケーションを意識し、コミュニケーションを考え続けています。若僧がカッコつけているみたいで嫌ですが(白目)。そしてインタビューを取り巻く関係性も整理すると広告のようなのです。

クライアント・カスタマー・エージェンシーという関係性、みんなハッピーであることを求めているということが。あくまで持論ですが。

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読者は『カスタマー』

人は人の人生に興味がありません、正直。それをどう『読者にとって読みたいものにするのか』が重要になってきます。広告用語のAIDMAやAISAS、SIPSに重なる部分があると思ったのですが、整理しきれませんでした(白目)。

インタビュイーには伝わるべき人が、読者にすれば届けられるべき人がいるはずです。そのためには読みやすい流れに整理することも、タイトルも、写真選びも、アイキャッチをつけるのも気を抜いてはいけないこと。届くべき人(ターゲット)を想い続ける大事な作業です。

そうして共感を呼び、例えば記事をシェアする会いたい・協力したいとアクションを起こすようになることが理想のカタチであり、インタビュイーにとって喜びになります。

 

インタビュイーは『商品でありクライアント』

インタビューにおいて、主役はなんといってもインタビュイーです。そのインタビュイーからより本音であり、より話したいことうまいバランスで惹き出さなければいけません。言葉の意図を、本質を捉える努力をしながら。余裕があれば『誰に』『何を』『どうやって』伝えるのか考えながら、話を惹き出しています。

けれども前述のように、人は人の人生に興味がありません。しかしながら最終的にGOサインを出すのはインタビュイーです。

インタビュイーには『こんな風に見られたい』『こんな想いを伝えたい』『こんな仲間を探している』など、少なからずさまざまな希望がある。本人はもちろん言葉にしませんから、それを察し、惹き出し、『それならどう表現すればいいのか』『どんな人に届ければいいのか』考えていかなければいけない。

 

インタビュアーは『エージェンシー』

インタビュイーと読者の間に立つのがインタビュアーです。しかも扱うのはモノではなく『人そのもの』ですから、そのインタビュー記事ひとつで良くも悪くも転ぶかもしれない繊細なもの。インタビュー時にはインタビュアーに全神経を使い、記事書き起こしの時は読者へ全神経を使う。

だからこそ、もちろんインタビュアーは最後の最後までこだわります。『こう魅せたらいいんだろうな』『こんなところが素敵だな』間に立っているからこそ分かるものがあるから。読者に魅せるものであるというインタビュアーのこだわりも、けして曲げてはいけないと思うのです。

そうしてインタビュイーとお互い妥協することなく、交わる点を見つける努力をし、記事を創り上げます。

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以上、インタビューを広告だと思う理由についてまとめてみました。まとめようと思ってもいろいろ溢れてきてまとまりきれないのが関の山です。

この意識をすると、読者の目に届きハッピーに、インタビュイーもハッピーに、インタビュアーも読んでもらえてハッピーになるものになると思っています。こんな小難しいこと考えながら、いつもインタビューをやっているようです。