発信への恐怖感の理由と、『お前が言うな』の話。


『ライターに憧れていて…』『ブログを書きたいと思っていて…』

私は仮にもインターネット上で自分の文章をさらけ出してきた身なので、このような相談をされることが多いです。

”発信したいと思っている”

言うことは簡単で、けれどもなかなか出来ない。その理由の1つであるように感じる”恐怖感”について書きたいと思います。

 

「お前が言うな!」

2ちゃんねるでは『おまいう』と言われているそうですが、日常でも然りで。なかなか手厳しいなあと感じるのです。

たとえば、あまり目に優しくない容姿の女の子に『あたし超モテるんだ〜コツ教えてあげよっか?』と言われたら”お前が言うなラリアット”を食らわしたくなるのもそうですよね。例えですよ、たとえ。

これがインターネットにはよくある現象だと感じていて。なにか発信するにしても、より人の目に触れる機会が増えたからこそ、どこかで誰かに『お前が言うな!』と言われているんじゃないか、と不安になるように思います。

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誰が何を言っているか、という事実が気になるらしい

「お前が言うな!」

それは一方で、”この人が言うから、こんなことを動かせる”の裏返しで、誰が何を言うかで世間の反応が変わることを表現している言葉のように感じます。

例えば最近、気になるニュースがありました。

ジョニデ娘が自らの性をカミングアウト。全米で話題の”セクシャル フルイディティ”って?
http://by-s.me/article/193588586432959670?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=own_page&utm_content=link

これはジョニー・デップの娘リリー=ローズ・メロディが、好きになる性別が定まらない”セクシャル・フルイディティ”を告白したことで、セクシャル・マイノリティへの理解がさらに広がると肯定的なムーブメントが起きている、という記事です。

さらにもう1つ言うと、安全保障関連法の話題では各界の著名人の方々が発言して、その度に話題になっている。これも『誰が何を言っているか』が顕著に現れているなあと感じています。

 

一般ピーポーは、発信したらいけないの?

ブログにしても芸能人や、為になることを発信できる人、何かおもしろいことを書ける人でないと、発信してはいけないのでしょうか。

もちろん私も、何か専門性があるわけでもなく、特段おもしろいことを書ける自信もないです。ただ書きたいことがあったから、書いてきました。

今まで私も『この人、偉そうにしてなんやねん』といったご意見を間接的にいただいたことがありました。その方いわく、私の文章は時に上から目線、全知全能の神のような物言いがあるらしいです。(ちなみにまったくの無自覚です)

ただ、それの何が悪いのかよく理解できませんでした。

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この世界は自分が創ってるんだから、という開き直り

この文章を書きながら、以前、名古屋の女の子と話していたことを思い出しました。その子は、こう言いました。

『人はそれぞれ自分の見ている・見ていたいことが、世界の全てになっていますよね。だから世界は自分で創り出しているもので、創造主は私自身だと思うんです。』

極端だけれど、それがすごく納得して。私もよく、人は自分の見たいものしか見ていないと思ってきたタチなので、とても共感しました。

 

きっとネットに限らず、なにか発信するときもこの考え方は支えになると思っていて。『お前が言うな!』を気にしていたらキリがないんですよね。

話したいことは日常のことだって良い。自分のための忘備録でも良い。好きなことを好きだと言ったって良い。『お前が言うな!』と言われたって良い。

だって、この世界は自分が創っているんだから。そう思うんです。

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だから、欲しがりすぎてはいけないと思う

あくまで、自分の放つ言葉はいち人間の考えですから、欲しがりすぎてはいけないなあと実感していて。『あんまり反応がない…』『みんな分かってくれない…』『否定されるムキー!』となるのは、ちょっと八つ当たりになってしまいます。

誰でも発信できる時代。だからこそ、どうしても多くの人に見てほしいという広さに目がいきがちですが、伝えたい人の心に刺さる深さも大切なことではないでしょうか。

 

大それた理由なんて要らなくて、怖がる必要もなくて。

こうしてチロチロと書いてきて想ったことは、『私は出会ったヒト、モノ、コトがある限り書き続けるんだろうなぁ』ということです。

自分のためでも、誰かのためでも良い。こうして今日も、沢山の想いがインターネットに溢れているのだと思います。